個人的には広告は必要悪と思っています。ですが、物事には限度があるわけで、動く広告や、読んでる記事の上に浮かぶ広告があると、抹消したくなるのが人間の自然な反応という奴でしょう。
こんな奴ですね。
EdgeRouter Xでは以下がout of the boxで利用可能です。
- ホスト名ベースのブロック
- IPアドレスベースのブロック
ホスト名ベースのブロックのやり方は以下の通り。標準で動いているdnsmasqが、
/etc/dnsmasq.d/dnsmasq.adlist.conf
というファイルを読むため、そこに、
address=/ホスト名1/0.0.0.0 address=/ホスト名2/0.0.0.0 address=/ホスト名3/0.0.0.0
とひたすら書き連ねます。そうすると、家庭内からはそれらのホストへアクセスできない、つまりそれらのホストが提供している広告が見れなくなります。
上記ファイルを書くにはsudoが必要です。EdgeRouter X上の環境は全部簡易環境なので、作業はローカルでファイルを用意して、それをscpした後、ログインしてsudo cpするのが楽ちんです。書き終えたら、
$ sudo /etc/init.d/dnsmasq force-reload
として更新した設定を読み込ませます。ホスト名ベースのブロックは以上。
次は、IPアドレスベースのブロックです。まず、Firewallに外向きのルールを追加します。ここはGUIから操作できます。Firewall/NATから、Firewall Policiesで、Add Rulesetで外向きを追加します。デフォルト動作はacceptにして、条件にマッチした物だけをrejectします。
このrulesetの中に、Add New RuleでrejectするIPアドレスを登録します。今回はhttpの広告がターゲットなので、「TCPで、ポートが80で、特定のIPアドレス(/24などとしてネットワークも指定できます)をrejectする」としています。
購入しただけで、何も追加しなくても、広告がブロックできるEdgeRouter X、マジ有能(/・ω・)/
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