jRiver Media Center

2012年4月16日月曜日

音楽

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僕の利用している音楽再生ソフト、JRiver Media Centerについて書く。このソフトは有料なのだが、僕は気に入って、10年以上ずっと使い続けてるソフトウェアだ。元々はRMEなどの当時はDirectSoundに対応していないデバイスでもちゃんとASIOで再生できる、音質重視のソフトウェアということで使い始めた。

当時はまだキチンとした再生ソフトウェアがなかった時代。ユーザもmp3を流せればいいやといった感じで、場合によってはCD再生のためにPC内部のCDプレイヤーから音源カードにアナログケーブルを接続する必要があった時代。CDをmp3にして再生する人が出始めた時代。その際も、44kHzで取り込んだデータを、程度の低い48kHzを通して、歪んだ音で再生していた時代。思い出しながら書いてるので、数年時代を前後しているような気もするけど、とにかくそんな時代だった。

Media Centerは当初から44kHzのままでHDDに取り込んだCDを聞くというスタイルで、凄く気に入った覚えがある。Monkey's Audioという可逆圧縮ソフトの圧縮した音データ(.ape)への対応も早かった。その後、Monkey's Audio作者がこの入社し、CD全体を圧縮した上で1曲ずつリンクを貼ったデータ(.apl)にも対応し、CDそのままで保存できるようになって以来、自分のライブラリはずっとこの方式でデータ化している(CDのデータは1本のデータのため、曲間の無音部分をオリジナル通りにデータ化しようとすると、CDの最初から最後までの音データを圧縮するのが一番楽)。

そのうち、「44kHzで聞く。アルバムを取り込んで聞く」という考え方が一般化して、AppleからはiTunesも出た。ただ、iTunesと比べても、Media Centerの方が、何故か音が良い。ノートブックのスピーカーで聞いてさえ違いが分かるので、もうMedia Centerから離れられないのである。

現在は、GizmoというAndroidからMedia Centerを操作するアプリが無料で出ている。これを使うと、PCを開かずに操作できるので重宝している。


また、古くからゾーン再生や、家の中で複数のMedia Centerを利用する場合に1台を音源サーバーにするオプションを用意するなどしているのも、好感度高い。家の中で音楽を流すには最適なソリューションだと思っている。興味が湧いた人は、一度Media Centerを使ってみて欲しい。

ただ、持ち出すデバイスとの同期などは、色々と努力しているのだけどまだ使い勝手が悪く、そこだけは僕もiTunesを使っている。

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