Google+の写真の登録し直し

Google+の写真の登録し直し方法(上げ直し方法)の説明です。

スマホにGoogle+を入れていると、自動バックアップで、撮った写真をGoogleにどんどん自動登録してくれる機能があります。便利です。とても便利です。


でも、便利な反面、問題が起こるとどうしようもなくなる事があります。例えば、以下のような問題が発生した場合です。

1. スマホを新しくしたら容量が溢れそうになった
2. 昔800pxで自動バックアップした写真を、2048pxで登録し直したい 
3. スマホが変になり、自動バックアップできなくなってしまった
4. google+のwebインターフェースから消した写真を再度登録したい
5. 携帯の動作が変わって写真が2重に登録されるなど変になってしまった

素人考えですと、登録した写真を一度削除して、「すべてバックアップ」でやり直せば、削除した写真だけ再度バックアップされるのではないか？なんて思いますが、消した写真は消えたままです……。

どうすれば、いいんだ〜！！！と、回復に苦労したので、復活させる手順を以下に説明してみます。作業は、バックアップし直す写真の枚数によります。最低でも、1時間程度を見積もったほうがいいでしょう。また、スマホなどに写真が残っていることが大前提です。



1の問題は、フルサイズでバックアップした写真が2048px(写真の長い辺が2048ドット)以上となり、無料バックアップの範囲を超えていることが原因です。大体、5Mピクセル以上の写真で発生します。これを無料バックアップの範囲に縮小しながら、自動バックアップします。

2は逆に、昔の無料バックアップの制限だった800pxに合わせた写真を、今の制限の2048pxで自動バックアップし直したいといった場合の問題です。

5はバックアップしたという記録が変になったという問題です。必要無いものを消すという方法もありますが、全て消して自動バックアップし直すという解決策もあります。

1か2、もしくは5の場合は、まず最初に登録済みのファイルを全て削除します。webインターフェースから要らない写真を全て「削除」して、次に「ゴミ箱を今すぐ空にする」と操作をします。SHIFT+クリックでまとめて選択できるので、それを使うと効率的に作業できます。スマホに残っている写真しか再自動バックアップできませんから、残っていない写真を消さないよう、気をつけて下さい。

3や4の場合は特に操作は必要ありません。

また4の場合は、picasa toolなどのアプリから、適当なアルバムにアップロードしてしまうという解決策もあります。アップロードした後5分程度待てば、消した場所に現れるはずです。どうにも上手く行かない場合だけ、この方法を使って下さい。

作業は以下の8ステップ。

1. Google+の削除
2. Google+のインストール
3. Google+にログイン
4. 写真の同期を標準サイズに設定
5. Google+の写真アプリからログイン
6. 写真の同期が標準サイズになっていることを確認
7. Google+の写真アプリのライブラリの更新が終わるのを待つ(30分程度)
8. すべてバックアップで、登録されてない写真をバックアップ×複数回(1時間程度)

以下、分かりにくい所を補足します。


まず1の削除ですが、設定→アプリから削除します。削除前に年の為に、キャッシュとデータを最初に確実に削除した後、アンインストール、もしくはアップデートの削除を行います。何故かは分からないのですが、キャッシュとデータを削除しただけでは、上手く回復できませんでした。

2〜5は飛ばします。疑問などあれば、下のコメントから質問して下さい。


5のログイン操作後、自動的にライブラリの更新が始まります。


この更新中に、設定から、写真サイズが標準サイズ(2048px)になっていることを確かめておきましょう。確認後は、写真アプリにもどり、更新が終わるのを待ちます。更新後、自動的にバックアップが始まった場合は、そのまま終わるのを待って8を再確認するといいでしょう。


8のバックアップ操作では、「すべてバックアップ」をバックアップされる写真がなくなるまで押すという操作を繰り返して下さい。

どうも、画面がオフになるとこのバックアップが止まる場合があるようですから、設定から画面をオフにしないよう設定したり、画面がオフになってもWifiが止まらないようにするなど、必要な設定は各自でお願いします。

僕はよくわからなかったので、画面オフを30分にして、15分ごとに揺すってました(笑)

これで、先日Xepria Z2を買って以来、徐々に減ってきていたgoogleのドライブストレージが大幅に改善しました。めでたし、めでたし。