2014年11月2日日曜日

jRiver Media Center for Linuxで日本語

こないだjRiver Media Center for Linuxの話の続きです。

前回は、Ubuntuに入れたけど日本語が化け化けでした。それを表示できるようにしますよって話です。

色々調べて分かったのだけど、20.0.27には以下の2つの課題があると思う。これがあるので、何もせずに日本語を出すというのが出来ていないというわけ。
  1. 文字表示を1つのフォントで済ましている。そのため、iso10646エンコーディングのフォントが必要になる
  2. Windows版だと、ShiftJIS→UTF-8という文字コード変換をしてくれるんですが、Linux版はしてくれない
逆を言うと、ユーザー側で上記課題を解決すれば日本語が出ます。タグを全部UTF-8にして、フォントに“-misc-fixed-medium-r-normal-ja-18-120-100-100-c-180-iso10646-1”を指定する以下の通り。


文字がでかくて英語フォントが汚いです……(泣)。また、タグがUTF-8だと文字が出るのですが、ShiftJISのままだと、こんな風になります。


□と英文字が交互にでます。ShiftJISの1バイト目が豆腐に、2バイト目がASCIIにっていうあれです。懐かしいですね。泣きながら全部のタグをUTF-8に直しましょう。

私はcueファイルで管理してたので、400個程のcueファイルを変換するだけでした。変換を終えたら、Libraryを消して、一からimportしなおして終了です。タグから読み直すってオプションもあるんですが、上手く動きませんでした。



TIPS: フォントに変なのを指定すると文字が出なくなってGUIから解決できなくなる場合があります。そんな時は、
$ vi ~/.jriver/Media\ Center\ 20/Settings/User\ Settings.ini
とやって、 Font v5で始まる行に入っているフォント名をデフォルトフォントの“-b&h-lucida-medium-r-normal-sans-12-120-75-75-p-71-iso10646-1”に修正すると治ります。面倒だったら“foo”みたいに存在しないフォント名にしとくとfallbackしてデフォルトフォントになります。

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