DD-WRTはOSSのルーター用組み込みLinuxです。
非公式ファームウェアという奴ですね。
これをインストールしたのでその記録を。
無線を有効にすると電波法に違反するので、
無線は無効にして有線ルータ代わりにしてます。
うちは、ネットはeo光の1Gなんですが、どうにも途切れるんですね。
これで随分長いこと困ってました。
例えば、iPadのアプデDLしながら、別のタブでyoutube見てると、音なんかがぶちぶち途切れて使い物にならない。何が原因か調べたくてもどう調べればいいのか分からない。
多分ルーターが悪いんだろうなあと思ってて、eo光標準のじゃだめなのかと、1万前後のWifi付きルータを色々、NECやApple、Netgearなど試してみたのですがどれもダメでした。
今回、NetgearのWNDR4300を使っていたのですが、これにはDD-WRTが載せれます。
これをインストールしました。まず、ファームのDLから。
公式ファームからのインストールには、webflash image for first installationというimg形式を使います。もうひとつのbin形式は、DD-WRTからアップデートする際に使います。
以下詳細
公式ファームの、高度→管理者→ファームウェアのアップグレードと辿って、Choose FileからDLしたファームをインストールします。
こうしてインストールしたファームですが、r21061で大分古く、少々安定性に欠けました。具体的には、以下の問題があります。
- PPPoE接続が設定変更しただけでうまくいかず、必ず一度電源を切る必要がある
- sshで接続できない
- heartbleed問題がある
r23919をいきなりインストールする場合はこちらからimgファイルを、アップデートする場合はbinファイルを、どうぞ。
ファームを更新したら、しばらく待って、192.168.1.1にアクセスします。最初は管理者名とパスワードを聞かれるので、適当に設定します。 続けて、SetupからWAN接続タイプの変更とPPPoEの設定、そんでntpクライアントの設定。
そんで、サービスから、NASなどのIPアドレスを静的に決める静的IP割り当ての設定と、sshの有効化と、telnetの無効化。r21061ではsshが使えないので要注意。また、ログインの際の名前はrootになるので、コレまた要注意。最初に接続した時に管理者名をadminなんかにしてても、ログイン時はrootになります。
大体こんなとこですかね。StatusのActive IP Connectionsからクリックしていくと、何処から何処へ接続張られてるかとか色々見えて面白いです。下の314という所ですね。クリックできます。何故かeo光からeo光へのうちには関係ない接続も見えて、あれ……?みたいなことも(これはよく確認したら、ルーターからNSへのリンクでしたw)。
後はStatusのBandwidthもたまに参考になります。youtube見ながら頑張ってるなと確認したりできますw
まとめると、
- DD-WRTで安定をましたファームウェアに入れ替えることが出来る機種がある
- 入れ替えることで、現状を改善できるかもしれない
- 改善できなくても色々な情報を取得でき、勉強する気があれば、原因が特定できるかもしれない
ネット接続で困ってる人はDD-WRT入れ替えも考えながら、次に購入するルータを選ぶといいかも。
また、OpenWrtという同種のプロジェクトがあります。こちらは自前でbuild出来そうなので次はこれを試してみたいですね。
10/10追記: OpenWrtに移行しました。今後はDD-WRTのblog更新はないかも。何か質問があれば答えれる、コメントに残しておいて下されば、答えれる範囲内で回答します。
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