2014年9月27日土曜日

DD-WRT


DD-WRTはOSSのルーター用組み込みLinuxです。
非公式ファームウェアという奴ですね。

これをインストールしたのでその記録を。
無線を有効にすると電波法に違反するので、
無線は無効にして有線ルータ代わりにしてます。

うちは、ネットはeo光の1Gなんですが、どうにも途切れるんですね。
これで随分長いこと困ってました。

例えば、iPadのアプデDLしながら、別のタブでyoutube見てると、音なんかがぶちぶち途切れて使い物にならない。何が原因か調べたくてもどう調べればいいのか分からない。

多分ルーターが悪いんだろうなあと思ってて、eo光標準のじゃだめなのかと、1万前後のWifi付きルータを色々、NECやApple、Netgearなど試してみたのですがどれもダメでした。

今回、NetgearのWNDR4300を使っていたのですが、これにはDD-WRTが載せれます。


これをインストールしました。まず、ファームのDLから。


公式ファームからのインストールには、webflash image for first installationというimg形式を使います。もうひとつのbin形式は、DD-WRTからアップデートする際に使います。

以下詳細




公式ファームの、高度→管理者→ファームウェアのアップグレードと辿って、Choose FileからDLしたファームをインストールします。

こうしてインストールしたファームですが、r21061で大分古く、少々安定性に欠けました。具体的には、以下の問題があります。
  • PPPoE接続が設定変更しただけでうまくいかず、必ず一度電源を切る必要がある
  • sshで接続できない
  • heartbleed問題がある
最新ベータ版も公開されているのでそちらの方がお薦めです。ただ、バグもあり、両手を上げてお薦めとはいきません。最新のr24461は、ファームの更新が出来無くなるバグもあるそうです。今うちで使ってるのは、r23919、どう違うのか知りませんが、フォーラムでお薦めといってる人が何人かいましたのでこれを選びました。

r23919をいきなりインストールする場合はこちらからimgファイルを、アップデートする場合はbinファイルを、どうぞ。


ファームを更新したら、しばらく待って、192.168.1.1にアクセスします。最初は管理者名とパスワードを聞かれるので、適当に設定します。 続けて、SetupからWAN接続タイプの変更とPPPoEの設定、そんでntpクライアントの設定。



そんで、サービスから、NASなどのIPアドレスを静的に決める静的IP割り当ての設定と、sshの有効化と、telnetの無効化。r21061ではsshが使えないので要注意。また、ログインの際の名前はrootになるので、コレまた要注意。最初に接続した時に管理者名をadminなんかにしてても、ログイン時はrootになります。



大体こんなとこですかね。StatusのActive IP Connectionsからクリックしていくと、何処から何処へ接続張られてるかとか色々見えて面白いです。下の314という所ですね。クリックできます。何故かeo光からeo光へのうちには関係ない接続も見えて、あれ……?みたいなことも(これはよく確認したら、ルーターからNSへのリンクでしたw)。


後はStatusのBandwidthもたまに参考になります。youtube見ながら頑張ってるなと確認したりできますw


まとめると、
  • DD-WRTで安定をましたファームウェアに入れ替えることが出来る機種がある
  • 入れ替えることで、現状を改善できるかもしれない
  • 改善できなくても色々な情報を取得でき、勉強する気があれば、原因が特定できるかもしれない
みたいな?うちは入れ替えただけでネット接続が安定しました。youtubeもぶちぶち切れませんw
ネット接続で困ってる人はDD-WRT入れ替えも考えながら、次に購入するルータを選ぶといいかも。

また、OpenWrtという同種のプロジェクトがあります。こちらは自前でbuild出来そうなので次はこれを試してみたいですね。

10/10追記: OpenWrtに移行しました。今後はDD-WRTのblog更新はないかも。何か質問があれば答えれる、コメントに残しておいて下されば、答えれる範囲内で回答します。

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